開催されてすでに3ヶ月が経過した万博。皆さんの中でもすでにパビリオンはある程度回ったのでグルメに目を向けている人も多いのではないでしょうか。
そんな中で実際私が行って感動したレストランを3つご紹介します。
こんな方におすすめ
- 万博で「ハズさない」レストランを知りたい
- 価格以上に“満足感”を求めている
- せっかくの万博、記憶に残る食事をしたい
第3位:スペイン館レストラン
ピンチョスで旅する17州+2都市。驚きと発見のスペイン小皿コース




こんな方におすすめ
- コース料理でじっくりスペインの食文化を味わいたい方
- ピンチョスを中心に、色んな味を少しずつ楽しみたい方
- 落ち着いた空間で“ちゃんとした食事”を取りたい方
スペイン館のレストランでは、ただの「タパス体験」では終わりません。
17自治州+2自治都市=全19地域の料理をピンチョスで一気に巡る、ユニークな“スペイングルメの旅”ができます。
おすすめは、5,500円のスペシャルコース。
イベリコ豚のブロシェッタや白アスパラ、バカラオ、パドロン唐辛子など、目にも楽しく味も本格的。
「次は何が出てくるんだろう?」というワクワクが止まりません。
もう少し手軽に楽しみたい方は、3,850円のセレクトコースもあり。
ピンチョス2種+前菜2種+メインが選べるため、2名でシェアすれば全制覇も可能。
味・ボリュームともに、価格以上の満足感があります。
混雑回避のポイント
11:00オープンですが、10:00ごろから並ぶとスムーズ。
11〜12時は一気に混雑するので、早めの行動がおすすめです。
展示とは独立してレストランだけの利用もOKなのも嬉しいポイント。
第2位:ハンガリー館レストラン
フォアグラ、グヤーシュ、パプリカチキン…知られざる美食の宝庫!




こんな方におすすめ
- 本格派ヨーロッパ料理を楽しみたい方
- 見た目にも美しい料理で“非日常”を味わいたい方
- 鴨フォアグラや郷土料理を体験してみたい方
13:00〜18:00という変則営業ながら、10:00頃から列ができ始める人気レストラン。
静かで高級感のある店内で、前菜からデザートまでコース仕立ての料理が楽しめます。
特に印象的だったのが、「鴨フォアグラ、レーズン、リンゴゼリー、ブリオッシュ」。
甘さと塩気、果実味のバランスが絶妙で、フランス館のフォアグラとはまた違った繊細さがあります。
スープは、具だくさんでコク深いグヤーシュと、やさしい味のポロネギのクリームスープから選べます。
メイン料理には、ホルトバージ風のクレープやパプリカチキンのガルシュカなど、
“ハンガリーらしさ”を感じる一皿が並び、どれも満足度高め。
また店員さんの接客もよく気持ちよく食事が出来ました。
気になる点
・デザートはやや高価格帯。内容と価格に差を感じる人もいるかも?
・オープン時間が遅いため、朝から行くと午前中が空いてしまう点には注意。
第1位:サウジアラビア館 レストラン
料理、空間、接客…すべてが“体験”になる、万博の最高峰レストラン




こんな方におすすめ
- せっかくの万博、特別な体験を味わいたい方
- サウジアラビア料理をフルコースで楽しみたい方
- 美食と空間演出の両方にこだわりたい方
万博のレストランでここまで非日常を味わえるとは——
そう思わせてくれたのが、サウジアラビア館の「サウジ・エクスペリエンス」というコース料理。
朝から長蛇の列で、9時開場と同時に並んでも入れないこともある大人気店。
実際、回転も遅めなので、最低でも午前中はまるごと潰す覚悟で行く必要があります。
でも、その価値は間違いなくあります。
豪華な宮殿のような空間に案内され、
料理は床に並べられ、クッションに座って食べる**“座敷スタイル”のアラビアン体験**。
スパイス香る本格料理に加え、スタッフの丁寧な説明もあり、まさに五感で味わう異文化体験でした。
フルコースの価格は15,000円と高額ですが、料理・空間・接客すべてが揃っており、
**「これぞ万博」**と呼ぶにふさわしいレストランです。
ただ必ずコース料理を頼む必要もなく単品でも注文する事が可能です。
コースはもちろん魅力的ですが必ずと行って良いほど残してしまうので、華やかでなくても単品がオススメです。
注意点
・料理のボリュームがとにかく多い!2人で1コースでも十分すぎるほど。
・単品とコースの混合注文は不可なので、コースを注文するなら空腹で挑みましょう。
・午前中は他のパビリオンを回れなくなる点は事前に計画を。
まとめ
万博のレストランは価格もクオリティもピンキリ。
でも今回の3店舗は、どこも「また行きたい!」と思わせてくれる満足感がありました。
特にサウジアラビア館は、食事を超えた“没入体験”。
料理を楽しみながら異文化に浸れる、唯一無二の場所でした。
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